無難な道には挑戦心が無い?はぁ?
私、カップラーメンあんまり食べないんですけど、たま
には買います。今日がそのたまにの日だったんですけど
カップラーメンってたくさんの種類がありますよね。
パッと見でコレだっ!というものが無かったら、私は
まずカレーうどんを買う。兎にも角にも無難だから。
カップラーメンって時々、「いやコレ商品化する途中の
どこかで誰か気付かんの?」ってくらいのハズレがある
じゃないですか。でも、カレーうどんを不味くするって
逆に難しいでしょ。不味いカレーうどんに出会ったら私
たぶん一周回って感心しちゃう。すげーってなる。
今日も例に漏れずカレーうどん買って、上司にこの考え
を話したところ、「挑戦心がないな~」と言われてしま
いました。アホかと。頭の皮剥いで塩振ったろか。
どちらかと言うと私はむしろ挑戦を是としてますよ。
これでも挑戦的でないと言える人がいるだろうか。笑
さすがの私もその場で理論闘争モノの喧嘩吹っ掛ける
ほどアウトローではありませんから、ここに書く。笑
挑戦か無難かと聞かれたら、私は両方ですって言う。
要は、"無難"と"挑戦"は両立することを伝えたい。
▼"無難"と"挑戦"を両立させる
①挑戦とは
挑戦を調べると、次のように出てきます。
- 戦いや試合を挑むこと。
- 困難な物事や新しい記録等に立ち向かうこと。
※引用元:goo国語辞書
これの逆を考えると「挑まないこと」「立ち向かわない
こと」が、挑戦の反対になります。挑まれる・立ち向か
われる側という意味での逆という反対ならば、"応戦"
という言葉も対義語になるかもしれません。
では、絶対に勝てるような戦いでも挑まないのが無難で
しょうか。成果主義の競争社会の中にあっても何事にも
立ち向かわない方が無難でしょうか。先手を打つことも
なく常に応戦することが無難と言えるのでしょうか。
②無難とは
無難を調べると、次のように出てきます。
- 危険のないこと。また、まちがいのないこと。
- 欠点のないこと。特にすぐれているわけではないが、格別の欠点も見当たらないこと。
※引用元:goo国語辞書
無難の対義語は、1.だと"多難"、2.だと"至難"です。
では、多難な道を行くことが挑戦なのでしょうか。至難
の業を繰り広げればそれが挑戦と言えるのでしょうか。
③挑戦と無難の立ち位置
それでは、難しいルーティン作業をする人は常に挑戦を
していて、"これならば間違いない!"という根拠と確信
の下で前例無いことに取り組む人は無難なことになる。
なんか違う気がしますよね。
なんなら、難しいルーティン作業の方こそ無難で、確信
の下で前例無いことに取り組む方が挑戦な気さえしませ
んか。要は、両者それぞれ"挑戦"とも"無難"とも言える
のではないでしょうか。これは、"挑戦"と"無難"が概念
として別の軸上にあるということではないでしょうか。
④無難で挑戦的なことだってある
つまり、無難なことに挑戦したり、挑戦することが無難
なことだってある。ある側面では挑戦的でも別の側面で
見ると無難だということだってあり得る。
だって、"挑戦"と"無難"は別軸なんだから。
分かり易く言うと、先の例では「難しい」ことは挑戦的
だが、「ルーティン作業」は無難である。「根拠と確信
がある下で」ということは無難だが、「前例無いこと」
は挑戦である。だから、"挑戦"と"無難"を同じ軸で考え
ていると、どっちとも言えてしまい頭抱えるわけです。
ブログで言うなら「WEBコンテンツ持ちたいならまず
はブログが無難」とよく聞くでしょ?でもブログ始める
時って、私達はそれ挑戦だったじゃないですか。
よって、無難な道を行くという人に「挑戦的であれ!」
と叱咤するのはお門違いというものです。「え?挑戦
はする方ですけど・・・」と言っても相手はきっと整理
できないし、理解できない。「無難な道を考えてて何が
挑戦だ!」などと1人パラレルワールド作り出して永遠
に話は平行線を辿るぞ。理解させるのもめんどくさい。
多くの方が納得できるような、もっと身近で分かり易い
例があると良いんですけれど、うーん、そうですね。
例えば、とにかく無難な味を求めながらも高いスーツに
真っ白いシャツでカレーうどんをいつも選んで買うこと
って、無難であり・挑戦的じゃないですか?
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