兼業リーマンのブログモドキ

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1級販売士で不動産オーナーのサラリーマン。日々を綴る。

【ビジネスはやり方次第】クッキーでも経済は大きく動く

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PCで写真整理してたらこの前カンボジア行った時のが

出てきたので、思い出と共にビジネスとはなんたるかを

伝えたい。旅行記ではないのであしからず。笑

 

 

仕事で3日間の滞在でしたが、最終日はタスクを終えた

後に結構時間が空いて軽く観光する暇ができたんです。

現地スタッフ:

フライトマデ クルマ デ アンナイシマース!

私:

じゃあアンコールクッキーに行きたいです。

現地スタッフ:

オー!アンコールワット、マチガイナイデース!

私:

いや、アンコールワットはいいです。

アンコールクッキーに行きたいです。

現地スタッフ:

ホワッツ!?アンコールワット ミンナ ミテイク!

私:

そうですか。でも私はクッキーに行きたいです。

現地スタッフ:

(オゥ…コノ ジャパニーズ イッチマッテヤガル…)

みたいなやりとりをして、クッキー屋に行きました。

ちなみに、アンコールワットは数年前に行ったこと

があるんです。日出から昼食前までいたので6-7時間は

ウロウロしたでしょうか。いや、アンコールワットって

すんごい広いから。スーツでプラッと行く所じゃない。

逆にモヤモヤするわ。

 

でも、「本物に触れた感」があってとても貴重な経験に

なったので、行ったことないって方には是非1度足を

運んで頂きたい。歴史を肌で感じますよ!

▼壁画

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▼内部
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私も1日空いてたりもしくはプライベートならば、是非

また行きたいところの1つです。

 

一方、今回行ったアンコールクッキーですが、皆さんも

よくカンボジアのお土産でアンコールワットの形をした

クッキーを見たことありませんか?

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これです。有名でしょ?この本店的なとこ行きました。

 

いやなにが楽しいねんそれ写真の重み全然ちゃうぞ。

っていう気持ち、わかる。現地でもそんな感じだった。

でも聞いてほしい。じゃあ現地スタッフの方々みたいに

「ヘェー。ソーナンダー。(棒)」って言ってほしい。

こんなビジネススタイルもあるんだ、と。

 

▼アンコールクッキーのビジネス

 

 

①アンコールクッキーの創業

まず、ここの創業者は日本人です。知ってました?

アンコールワットっていう最強の観光資源があるのに、

当時のカンボジアにはお土産用の名物菓子が無かった

ですって。置物とか工芸品系がメインだったらしい。

 

それを見て、ある日本人がお土産として長期保存できて

カンボジア国内の原料で作れることから、それをウリに

アンコールクッキーを作り出したわけですね。ノウハウ

無いわ、人手ないわ、文化違うわ、言語違うわ、てか

なんならそんな商売自体それまでほぼ無いわでスーパー

ハードモード起業ですね。

 

それでも現在、定番のカンボジア土産として日本でも目

にしますし、カンボジア中に当たり前に並んでいます。

 

 

②作ったのはクッキーだけではない

クッキー屋さん創業したからって何なのよ、と思うかも

しれませんが、そこは日本ではなくまだド発展途上国

カンボジアです。クッキー作ったら色々できちゃった。

 

まず、雇用です。

職がなく家の手伝いをしていた貧しい人々を近代経済圏

に引っ張り出しました。さらに伴って関連産業の雇用も

増えて、たかがクッキーから観光産業が拡大しました。

 

次に、福利厚生です。

カンボジア初の福利厚生制度を導入した企業と言われて

います。内容は言語教育と育休産休制度だったかな。

 

さらに、CSRカンボジアに広めたとも言われます。

会社の利益で寄付活動やら社会支援活動をするなんて、

当時の現地ではワケわかんなかったでしょうね。現在

は他の現地企業にも広く浸透しているそうです。

 

 

マーケティングが明確

ちなみに、アンコールクッキーの値段はクソ高いです。

それは、ターゲットが完全に観光客だからです。この

クッキーは観光エリアや交通機関関連の売店でばかり

売られていて、現地の人が買い物するような所にはまず

出店されていません。でも、シェムリアップ(アンコ

ールワットがある街)の人口の10倍の観光客が毎年

アンコールワットに訪れているそうで、その人たちには

超絶にメジャーですから、ガッポガッポやないかい!!

 

もうここインバウンド志向の鬼でしょ。ターゲティング

マーケティングも一貫した市場選定がされています

現地の人には高くて売れなくても、海外からの需要のみ

を取込むだけで事業が成立するようになってるんです。

 

実は、以前カンボジア行った時はそれほど知らなかった

のですが、仕事でインバウンド対応を企画している時に

知りました。バケモンみたいなんおるくない?って。

丁度現地に来れた機会だったので本物を見たいと思って

希望したわけですよ。クッキー大好き!とかではない。

 

 

④実際に行ってみた

実際行くと、スタッフは日本語も話せるし店内はかなり

清潔(但し現地客は思った通り0。)。歯磨きですらも

ミネラルウォーター推奨の国で店頭で氷バンバン削って

シャーベット売ってましたから衛生管理レベルも高いん

でしょう。でも、カンボジアの物価でクッキー1枚60円

バチバチに強気。それでもインバウンドひたすら取り

込んで売れ続けてんだから勉強になりますわ。バカ高い

ことに客側は気付いてないんでしょうね。日本かなって

くらい他の店と比べて接客も丁寧でしたし。

 

そんなこんなで折角なので近くもウロウロしまして、

その中でもイイ感じに撮れてたなという写真がコチラ。

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結局行っとるんかーい!!行ってまーす!!

さすがに中まで入る時間なかったけどー!!

アンコールワットとアンコールクッキー本店(?)、

  バチクソ近かったです。是非一緒にどうぞ。笑

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