日本経済、お前はもう死んでいる
日本って、なんやかんや経済衰退していく方向に
あると思うんですよね。ニュースとかでよく聞く
ような意味では無く、来年のオリンピックが終わ
ってドーーン!とかでもなく、結構長期的に既に
ズルズル行ってる気がする。
1番の理由は、大企業の生産性が低下していること
が明確になったから。日本って大企業とか上位層を
優遇して、そこから経済を回して来たでしょ、その
大企業で低下しだしたていよいよ末期やで、と思う。
▼ニュースは表面しか流さないからちゃんと読んで
1.日本のGDPを悲観するニュース
国民1人あたりのGDPが何かと取り上げられて、
成長率が云々という話やニュースもよく聞くかと思
います。概ね、外国と比べて良くない、過去は〇%
だったのに、みたいな方向で報道されますが、これ
は個人的にそれほど悲観するものでないと思う。
だって、日本は元々高度成長期という短期間で一時
は世界2位の経済大国にまで一気に成長しました。
そこからの成長率を見たり、過去の成長率と比較した
りすれば、そりゃ他諸国よりも数字は低く出て当たり
前だと思う。むしろ0.〇%でも成長し続けているのが
逆に不思議と思われるレベルではないでしょうか。
2.本当にヤバいのはここ
ただ、国民1人あたりGDP成長率は小さいとはいえ
上述の通り大体プラスで推移していますが、これには
ちょっとしたカラクリがあります。
実は、就業者1人あたりの実質GDPは近年減少して
います。直近で言うと、就業者1あたりのGDPは、
2017年から2018年にかけて約1%低下しています。
ここが1番ヤバいと思う。
要は、生産するGDPは減っているんだけど、それ以上
に人が減っているから、国民1人あたりだとプラスに
出てる、ということです。
3.とはいえ大丈夫じゃない?、と思う?
今年の日本の実質GDP成長率は、IMFさんの予測に
よると+0.924%らしいですが、去年の就業者数は+2.1%
増加しています。この調子で今年も就業者が増えるなら
GDPも+2.1%以上無いとおかしくないですか?
見た目プラスでも、差し引きで今年さらに1%くらいは
低下するってことになるじゃないですか。
ちなみに、就業者1人あたりのGDPが下がることは
別にこれが初めてというわけでは勿論なくて、いつ起き
たかって直近だと2008年と2009年。リーマンショック
と呼ばれる頃です。しかし、その後は回復しました。
しかし、当時は就業人数も減ってたんですよね。
そりゃそうだと思うんですが、就業者1人あたりGDP
下がる&就業人数減る→国民1人あたりGDP下がる。
不景気だ!わかる。でも今って、就業人数は増えてるん
だもん。これなんなの?ってなるでしょ。もっと言えば
この場合は回復するの?ってなりませんか?
4.何が起きてるのか考えてみた
実は、こうしたことが起きたのは、GDP統計を利用し
だして初めてのことっぽい。だから早い話がわかんない
んだって。笑 でも上述した通り実際生産してるGDP
は低下してるがそれ以上に人が減ってるから結果プラス
って絶対に良くはないよね!!それくらいわかるぞ。
で、なんでそんなことになったかと言うと、私は大企業
で就業者1人あたりの売上高が減少しているのが影響し
てると思う。特に非製造業の大企業の低下がヤバめ。
1人あたりの売上落ちたら、採算悪化しますから本来は
整理しないといけないんですけれど、正社員は簡単には
解雇できなくて、非正規社員が割を食うわけです。でも
失業率が大幅に悪化しているとも聞かないし、なんなら
大企業の賃金ベースは上昇しています。つまり、大企業
の非正規社員の間で特に平均賃金が下がっているんじゃ
ないかと思うんです。
5.財政政策という麻薬が足りない
日銀の規制緩和や金融政策ばかりしてる場合じゃない。
行政主導で財政政策をもっと行えばとりあえずは延命が
できるかもしれません。民間にもっと金流さないと賃金
が下落する中で物価だけ国の目標の+2%なんて達成し
ようものならケンシロウみたいな世界観になるぞ。
デフレ脱却と同時に経済国からも脱却することになる。
財政政策は麻薬だが、麻薬は投与し続けないと死んでし
まう。ずっとそれでやって来たジャンキーはこれまでの
投与量じゃあもうハイになれないんだってよ!ブッ飛べ
ないんだってよ!
だから民間事業者にバンバン発注して金を流して、連鎖
的に価値が市場で創造されるよう経済を刺激しなければ
ならない。例えば、無駄に大勢で豪華に桜を見るという
会があってだn おっと誰か来たようだ。
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