兼業リーマンのブログモドキ

兼業リーマンのブログモドキ

1級販売士で不動産オーナーのサラリーマン。日々を綴る。

愛用のアクセサリーはありますか?

 

私、いつもとあるネックレスというかもはや首輪

みたいなものをいい年こいてまだ身に着けちゃっ

てる系の、パッと見だとたぶんイタい系男子なん

ですけど、普段の服装で別にそれが見える見えな

いは特に気にしていなくて、本当調子良かったら

タートルネックの下で身に付けることもあるんです。

※仕事中はもちろん外してますよ。笑

 

「いや、装飾品見えんって意味無いやないか!」

という至極当然なツッコミが降り掛かってくるの

は承知の上なんですけれど、このネックレスには

涙無しに語れないストーリーがありまして、他人

に見える見えないでは無いのです。

 

先日、知人がたまたま見えて気になったらしく、

「そのネックレスどこの?」って聞かれたんです

けど、そのストーリー話したら結構感動していや

がったので、思い出したようにここにも書きます。

 

▼本当の「アクセサリー」

 

 

1.愛用のネックレス

ちなみに、そのネックレスはコレです。

f:id:hmttuMO:20191210001834j:image

三者的に俯瞰して見ても結構なインパクトある

デザインだと思う。ちょっとヤバい人感出ちゃう

気すらする。黒髪で完全にビジネスマンであろう

出で立ちでコレ付けてますから、1周回って逆に

一層危険な人のニオイしちゃう。笑

 

ちなみに、シルバーですが価格は4万円強

たっっか!バカじゃねえのか!

と思う方がほとんどだと思いますが、実は手造り

の1点モノ。全く同じ物は2つと無いのです。

 

 

2.ブランド

とは言え、シルバーでそんな価格なんてどこかの

ブランド品なのかと思われるかもしれませんが、

そんな有名ブランドではありません。(たぶん。)

 

万が一知ってる人がいたら、もうマブダチ待った

無しなんですけど、実はこれ、大学時代にとても

仲の良かった彫銀師の方が立ち上げてるブランド

で、このネックレスは所謂デビュー作のデザイン

なんです。

 

そうです。これは私が彼にデビュー作をレプリカ

として復元して製作してもらったものなんです。

 

 

3.出会い

この彫銀師の方はピアス・アクセサリーショップ

を経営してまして、もう見た目からバッチバチの

アンダーグラウンドレペゼンなお方。笑

以前ブログに書いたSMバーのマスターと私を引き

合わせたのもこの人です。 

 

当時の私はバカみたいに左耳だけ穴が5つも空いて

おりまして、レオパレスもビックリの風通しの良さ

だったんですけど、"アナトメタル"っていうそれは

それは美しいかつ高品質なピアスブランドがありま

して、当時近場でそれを扱っているのがネットで調

べたところその方の店しか無かったんです。

なので、元々はピアスを見にその店に行きました。

 

それまで比較的オシャンティーなピアスショップし

か行ったこと無かったので初対面はもう「コエー」

以外の感情無かったですね。でも、話していると、

めちゃめちゃ気さくで良い人でした。

 

 

4.思い出 

その方は、数年前にシルバーアクセのコンテストで

優勝して、それを機に昔からの夢だった自分の店を

開いていて、実はそのショップは私が初めて行った

時、開業後まだ数ヶ月しか経ってなかったんです。

 

当時は私も事業(みたいなもの)を立ち上げて丁度

少しずつ採算も取れ出してきていた頃で、その方は

10歳は年上なんですけどめちゃめちゃ意気投合

「お互いがんばろうぜ!!」な関係でした。

 

ただ、その店はいざ開店すると一緒に始めたピアス

等がメインになってて、それはそれで嬉しいとのこ

とでしたが、「俺はもともと彫銀師なんだ!!」

もはや店に入り浸ってる私に常々言っていました。

 

ですが、彼も自分の作品に愛着と誇りがありますか

ら、シルバーアクセだけは当時大学生の私にすると

もうめちゃめちゃ高い。全く手が出ませんでした。

 

 

5.約束 

そんなこんなで大学を卒業し、その地を離れるとな

った時に「いつか絶対アクセ買いに来ます。」って

言ったんです。「潰れる前に来てくれよw」みたい

なことを返されたと思います。

 

それから5年後に、再来店したんですよ。遠かった

ので別れてからなんやかんや全然寄ることができな

いまま5年の月日が流れてたんですけど、入店した

瞬間、椅子から立って名前で呼んでくれました。

あれは嬉しかったですね。ピアスも当時そんなに買

ってないし、ただ店に来てダベって帰るようなクソ

客だったと自分では思ってたんですけど、その日は

店に集まってるこれまたアンダーグラウンドな風貌

の常連客に「この店開いた頃のお客さんなんだ!」

と子どもみたいに嬉しそうに紹介してくれました。

 

で、私は言ったんです。大学生の時は買えなかった

けど、今日買いに来ましたと。向こうはもう約束覚

えてなかったんですけど、私は欲しい物が決まって

ましたから、「最初会った頃に見せてくれた雑誌に

紹介されてたアクセ、アレ作ってください。」って

オーダーしたんです。金額は言い値で良いからと。

 

だって、このデザインがコンテストで優勝したこと

から、この人の“自分の店を持つ”という夢が現実

に走り出したんですよ?「お互いがんばろうぜ!」

ってやってた私は5年越しに彼を応援するならそれ

に一番想い入れがありますし、自分にしかわからな

いでしょうけど何というかパワーを感じるんです。

 

 

転用していたパーツも加工しつつで丸1日かけて作

ってくれました。私普段結構ブランド物を身に着け

てることも多いですが「そのネックレスどこの?」

って人に聞かれるとニヤッとしてしまいます。笑

 

完全に自己満なんですけど、「負けてられんな」と

いう気にさせてくれるので、いつも身に着けています。

だから、別に他人から見えようが見えまいがどうだって

いいです。そういうアクセサリーっていい年こいてて

も愛着湧きますよ。 羨ましいだろー?笑

 

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