構えろ。増税は今後も止まらない。
事が済んでから「やらなきゃよかった」ってこと、
ありますよね。
今月の増税も今となってはまさにそれだと思う。
今日は、政府が何度も強調してきたコレ。
「先10年以上、消費税は10%から上げない。」
これについて私はどうしても言いたい。
ほんまかいな。と。
面白おかしくブログにしましたが、
hmttumo-ikkuhanbaishi.hatenablog.com
いや、絶対これも
ひっくり返してくるでしょ!
と思ったので、仮定要素も多いですが調べてみました。
まず、国立社会保障・人口問題研究所ってところから
推計資料が出てて、それによると日本の人口は、
2018年約1億2,600万人から、2065年には約8,800万人へ
約3,800万人減少する見通しになっていました。
気になったのは、この減少する3,800万人のうち
約3,000万人が働く年齢層(15~64歳)であること。
簡単に言うと、働く人40%減。えぇ、もはやウケる。
これじゃ、所得税やらを上げてもそれを払う人間が
今から半分近く減ってしまうんだから、
誰がどう計算してももう全然割に合わない。
そもそも所得税に手を付けるのは富裕層の負担を
大きくしちゃうから日本じゃ難しいと思いますけど。
さらには、高齢者(=社会保障を受ける人)が
増えていくことを考えれば子供から高齢者まで
全員に負担させられる「消費税」に、結局は
目が向けられる可能性が高いと思いますね。
じゃあ、将来的に消費税率はどのくらいまで
引き上げられる可能性があるのか?
と今の路線では政府が豪語していますが、
その公費負担額を消費税のみで賄おうとすると
2040年までには消費税率20%程度まで
上がる計算になります。ヒョエー!物価物価ー!
でも、これはベースラインでの試算なので、
まあそういうのってなんだかんだ石橋を叩く系
じゃないですか。日本人って。
経済が実際どう成長するかはわかりません、
1番イケイケ成長したパターンの試算もあります。
おいー脅かすなよー!そういうのそういうの!
暗い話ばっかりすんなよー!やんややんや!
18%。
え、1番イケイケの場合?2040年の消費税率18%。
「来月から2%も増税!」って9月末騒いでた皆さん。
頑張ったら2%も下がるって。 やったやん。
じゃあ、18%の方向になったとして、
20年後にいきなり10%→18%ってなると思います?
そんなん経済ダメージの集中えぐすぎるでしょ。笑
絶対徐々に上げるはず。っていうかせめてそうすべき。
じゃあ次の増税は、それよりも早く行われて全然
おかしくないと私は思います。
10年ちょっと耐えて、ドドドーン!と短期スパンで
上げていくかもしれませんが、首絞めるでそれ。
まぁ、言っても推計ベースの試算ですし、増加する
社会保障を絶対に消費税だけで賄うという必要もない
のですが、あくまで今の路線ではこうなると思います。
ちなみに、他に金集められるとしたら、順当に考えれば
その場合財政はますます厳しくなるでしょうね。
もうどう考えても今のままではてんで持たないので、
年金・介護の改革案が今年中、医療その他についても
2020年半ばまでにまとめられる予定になってますが、
正直そんな革新的な改革案が飛び出す望みは
北朝鮮が核実験やめるくらいほぼ0%でしょうから、
消費税は今後も間違いなく上がると考えていい。
「あいつら絶対またひっくり返してくるで!見てろ!」
と思ってまあまあの時間使って調べて書きましたが、
やらなきゃよかった。
思ったよりも 先、暗かったわ。笑