外国人と話せない日本人などいなくなる
もともと釣りに行ったのに、釣れないからといって
モリ持って入水していく人がいたらどう思いますか。
どうも。それ、高校時代の私です。田舎ばんざい。
私は現在、所謂 都市部を主な生活圏としていますが、
きっと周りの皆さんはモリを持ったことすら無いこと
でしょう。都市部にそんな文化無いから別に持つ必要
もないんですけども。
文化の違いというのは根幹の前提が異なる可能性が
あります。それによって、想像しない行き違いが生まれ
ることだってある。いきなり私が街でモリ持って登場
したら友達の1人や2人失ってもおかしくない。
でも地元だと「海行くの？」くらいの反応。たぶん。
そういった文化の違いを顕著に感じるのは、やはり
外国人を相手にした時です。
私は仕事で海外とやりとりすることもあるのですが、
往々にして向こうはもう忖度ってもんを知らない。忖度
っていうと聞こえが悪いかもしれませんが、つまりは、
「とはいえ、そちらの事情もあるでしょうから」
的なニュアンスを知らない。
そんなやつらと意見ぶつかって延々と議論していると、
色々踏まえた上で私は最終的に大体こんな感じになる。
大体、英語と日本語で文法表現から違うんですから、
そりゃ文化も異なる。よく聞かれるのが、"日本語は
最後まで聞かないと何が言いたいのかわからない"
という苦情。
いや、人の話は最後まで聞け。
と、そもそもツッコミ入れそうになりますが、確かに
英語は肯定か否定かが文法上序盤にくるので、日本語を
聞いてたらイライラする気持ちもわからなくもない。
でも日本人はそうやって喋って来たんだから真っ向から
否定することが不得意なのもわかってほしい。
そんな私がお世話になってる文明の利器を紹介したい。
こいつに話しかけたら外国語に変換して喋ってくれる、
相手が話しても日本語に変換して喋ってくれるという
まさにホンヤクコンニャク。ちなみに、POCKETALK
というやつがとても高精度らしいのですが、私はこれで
今のところ十分だと思う。価格３分の１だし。笑
"誰でもコレさえあれば外国人と会話ができる"という
ことで話題になって、それは勿論そうなんですけど、
それなりに英語が話せる私の使い方を書いていきたい。
その性根の腐った話を聞いて頂きたい。
私にとってこいつの特長は、翻訳そのものではなく
機械音声で無機質に再生されることにある。一応私
はそれなりに意思疎通できますが、もうボコボコに
否定し丁重に論破する際に、時折こいつを使う。
なぜなら、言ったのコイツだから。(※ゴミ)
カーナビ案内とかの機械音声を聞いた時の無機質感を
思い出してもらったら想像しやすいと思うんですけど、
「なんでそんな冷たく言うん！？言い方あるやろ！」
ってカーナビ怒鳴りつける人いないでしょ？笑
表現的に海外の方がドライとはいえ、機械音声はその
さらに上をゆく。文化や文法の云々を超えたドライ。
私は"簡単な話はできるけど発音も微妙"レベルなので、
1回前置いて、(全然普通に言えるんだけど)比較的長文を
翻訳機経由で伝えることは受け入れられやすい。
『その意見、却下デス。欠点を３つ指摘シマス。』
みたいなド偉い斬れ味のが再生されて場は結構シビれる
空気ですが、構わずニコニコと相手の目を見ます。
すると「ま、まぁニュアンスは違うんだろう…。」
と向こうは受け取りながら拳も出さず聞いてくれます。
私が英語ペラペラだったら胸ぐら掴まれる可能性ある。
普通に会話しても全翻訳してくれるのはありがたい。
しかも50言語以上翻訳可能らしく相手が英語以外だと
さらに活躍します。まぁそんな機会いまだ無いけど。
ちなみに私は通訳を出来るだけ挟みません。なぜなら、
直接の方が親密度が上がると経験的に確信してるから。
通訳に向かって相手が話し出したら負けだと思う。
でも、こいつならそれもない。話すのはこいつですが、
話し相手は常に私なわけです。
まさに話せない方も話せる方も、コミニュケーションの
いいとこ取り最先端。オリンピックで外国人がわんさか
来る前に最新ガジェット好きな私は勇み足で先取りした
んですけど、仕事でこんな使い方をするとは当初思って
もいなかった。シンプルに興味本位で買ったのに。笑
↑気になる方は使ってみては？(画像クリックで詳細見えます。)
なお、この方法の懸念点として、たまにこちらの日本人
側から人格を疑う的小言を浴びる可能性がありますが、
そういう場合は、そうですね。
モリ持って立っとけば黙るんじゃないですかね。
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