兼業リーマンのブログモドキ

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1級販売士で不動産オーナーのサラリーマン。日々を綴る。

一体どうやったらそんな状況になるのか?

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振り切った人の思考に追い付くのは大変です。

そういった方々は最初から見ている視点が違う。

「何言ってんだこの人?」をキッカケに、私たちにとって新たな視点を得る旅も始まるのです。

 

 

 

今日の朝、いつも通り通勤で電車に乗ってたんです。それも結構早い時間で、朝の6時半くらい。

 

私、通勤時間ほど無駄なものは無いと思ってますから移動中ずっと本を読んでるんですけど、私の隣の席にリュックサックを背負った少年がやって来て座ったんですよね。

するとこの少年、座るやいなやリュックサックを降ろしまして、本を取り出して読み始めたんです。

「この歳で時間の価値を意識しているのか」と、もうこの少年は将来絶対に大物になるに違いないんですけど、エ◯マンガ読んでるんです。

 

もう滅多なことじゃ動じないさすがの私も度肝を抜かさせて頂きましてね、

朝6時半の電車の中でブックカバーも付けずに少年が真横でエ◯マンガ読んでるんですよ。

知らぬ間に異世界に転生したのかと思った。

とは言え、様々な可能性がそこにはある。

一体どうやったらそんな状況になるのか、私としても一通りは考察せざるを得ない。

 

① それっぽいが別の本である

最近はマンガで小難しいことを分かりやすく伝える本が世の中にはたくさんあります。

以前私がオススメした書籍、「100円のコーラを1000円で売る方法」も実はマンガ版が出ていまして、かなり売れている様子。

hmttumo-ikkuhanbaishi.hatenablog.com


コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法

その流れで時代はついにエ◯マンガ風にまで手を出してしまったのかもしれない。

だが隣なのでチラリと横を覗くともう全然アフンアフンな情景が延々繰り広げられるディープな内容。

さすがに限度というものがある。ここまで生々しいわけがない。万一、そうであったとしたら何一つまともな情報など頭に入るはずがないしそんな出版社にはPTAが黙っちゃいない。

よって、この線は消えました。

 

② 追い詰められた受験生である

見た感じ中学生くらいのメガネの少年。もう受験勉強の徹夜続きで頭がおかしくなってしまい、参考書だと思って公衆の面前でエ◯マンガを読み耽ってしまっているのかもしれない。受験戦争の被害者かもしれない。

ですが、乗車時間にして約20分。ずっと彼は読んでいる。これで気付かないわけがない。気付かないとしたら予備校よりも先に大きめの病院に絶対1回行った方がいい。

おっちょこちょいでそこそこ名を馳せる私でも、20分もあればさすがに気付く。よって、この線もほぼ無いでしょう。

 

バツゲームの最中である

私も中学生くらいの頃はよくバツゲームと称してわけのわからないことを学友と互いに行なっていたものです。

この少年も何かの賭け事に敗れ、恥辱の限りを尽くすバツゲームに嫌々身を投じているのかもしれません。

ですが、だとしたら周りにクスクス笑っている同級生くらいの人間がいても良いはずです。そして何より、本人も多少なり恥ずかしそうな、ふざけ気味な態度をとって然るべき。

ところが比較的空いた車内に同級生らしき影は見えず、本人ももう威風堂々と読み耽っている。

 

いくら考えてもわからない。早朝不意打ちな上に視界の隅からずっと胃がもたれるような描写が飛び込んで来るもんですから、全く理解が追いつかない。

 

その時、彼が手に取っている本ばかりに釘付けになっていた私の目が、リュックサックの中身を捉えたんです。

そこにはもう一昔前のビデオ屋の暖簾の向こうが如く、昨今は滅多にお目にかかれないような大量のエ◯マンガがパンパンに詰まっていました。

あのような色合いの本たちが他にあるならば私は逆に教えてほしい。

 

そこで、私はついにその真理に行き着いてしまったのです。

 

 

「へ・・・、変態さんだ!!」

 

思えば、私にはずっと1つの前提がありました。

それは、「朝一電車の中でエ◯マンガ読むわけがない」ということです。ですが、そんなこと相手が真の変態さんであらせられる以上は全く関係が無い。

彼らからすると無駄な移動時間を有意義にする中で、参考書も哲学書自己啓発本もエ◯マンガも全くもって同じ「本」ではないか。

逆にエ◯マンガを家で読んでて外で読めないようなヤツらは恥を知れ、的な器のデカさすら見せ付けられた気がした。

 

そう考えると、ブックカバーも付けず堂々と読み耽る、その姿にも合点がいく。振り切った者に常人の思考など当て嵌まらないのだから。

ふむふむ世界は広いなぁと頷きながら、私は感慨深く電車を降りました。

 

いや、何言ってるんですかこの人?となったそこのあなた。そこからまた、新たな旅が始まるのです。

 

 

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